ネトウヨ大百科掲示板 404510

ブログ「ネトウヨ大百科」の掲示板です。
コチラでは、ブログの記事についたコメントの中で深堀りしたいと思ったものや旬な話題を取り上げたいと思います。
政治、社会問題、心理学のジャンルであれば、自由にスレを立てていただいて結構です。


韓国の文化や歴史、日韓関係に関して

1:頭端式ホーム :

2020/05/24 (Sun) 09:26:19

韓国の新型コロナ対策についてのスレと、NHK連ドラのスレで韓国関連の話が大百科初心者さんから
あったので、それを中心に語るスレです。
ちなみに、韓国へ実際に行ったことがある人がいればネットと現実の違いについてや現地の人たちとの
ふれあいを中心に語ってくれれば面白くなると思います。
106:遠い山並みの光 :

2020/10/03 (Sat) 20:48:09

>103
憲法と国際法。
これが大きな問題になったことがありました。
1957年砂川事件です。基地拡張に反対する市民のデモが基地内に侵入。7名が、安保条約第3条違反で起訴されました。この前提としてそもそも安保条約は日本国憲法違反ではないか、という大きな争点がありました。

東京地裁は安保条約に基づく米軍駐留は憲法9条に反しているとい憲法違反と判断。被告は無罪と言い渡しました。
大変な事態です。国は大慌てで、高裁を飛ばし最高裁に上告。
最高裁の判断は? 日米安保条約は違憲とは言えない」との結論を裁判官15人の全員一致で出した。
条約のように高度の政治性をもつものは,裁判所の違憲立法審査権には原則としてなじまず,内閣と国会の判断にゆだねるべきであるとした。
つまり判断できないから内閣と国会で話し合ってくれ、といったのです。
つまり国内法はともかく、憲法と国際法。そう簡単にどちらが優先といえる問題ではないということです。

地位協定、たしかに大百科さんが言われるとおり、全く何もしていないとは言いません。
しかし実質的な改善か、といえば、実態はほど遠いものです。
だいたい事前に“米側の同意が必要”との注釈がついています。米軍がNOといえば、改訂前と同じ事です。
また表にされない密約も多数存在します。

言われるとおりまさに道半ばです。いや半ばですらないかもしれません。
だけど、一体これが結ばれて何年経ったのでしょう。例えばドイツ、イタリアも敗戦国で地位協定を結ばされましたがその後の懸命の努力で全面改定を勝ち取っています。
日本はなぜといえば、負け犬根性から毅然とした姿勢を示せなかったのです。
日本側からみれば、敗戦が大きなトラウマになっています。「負けたから仕方ない」

しかしこれ米側から見れば、戦勝国の優越性から無理矢理押しつけたというわけではありません。実は朝鮮戦争が深く関与しています
1945年ポツダム宣言 
1950年~53年 朝鮮戦争
1951年サンフランシスコ講和条約
1952年旧安保条約、日米行政協定(後地位協定)締結。
「望む数の兵力を望む場所に望む期間だけ駐留させる権利を確保」

ポツダム宣言では占領軍はすみやかに撤退するとの意向でした。いくら日本が戦争に負けたからといって、いつまでも占領状態であってはいけないとの認識はGHQにもあったのです。

が、朝鮮戦争勃発により、東アジアの安保、軍事環境は激変。
米国は何度も劣勢に立たされます。瀬戸際まで追い詰められました。
後方基地としての日本の役割は極めて大きなものになりました。
米国は“望む数の兵力を望む場所に望む期間だけ駐留させる”必要があったのです。
兵器銃器の保管、運搬だけでなく、米軍兵士の休養、慰安の場所としても絶対必要なのです。

つまり日本敗戦の弱みをつついてこの協定を作ったと言うよりむしろ、朝鮮戦争に勝つためにやむを得ずどうしても結ばざるを得なかったと言うわけです。
そして戦争が終わりこの協定も破棄されてしかるべきでした。
しかし49年に中国が成立していますし、冷戦の進行の中、極東の米国支配にとってこんなに米軍に都合の良いものはないわけです。

1960年新安保条約締結時、行政協定は地位協定と名前を変えて引き続き運用されていくことになります。
その後、形の上では協定改善の動きもありましたが、それこそ“戦争で負けたんだから仕方がない”との劣等意識はいまだにぬぐえず、多くの不合理さをのこしたまま現在に至るわけです。

米国にとって協定を伴った日本の米軍基地は何物にも代えがたい価値のある安保装置です。
この事を日本人はあまりにも軽く考えています。
一方的に守ってもらっている。日本は、米軍には米国には逆らえない、と考えがちです。

とんでもない考え違いです。ひいき目に見ても同盟のその重みは日米対等。いやそれ以上です。
安保破棄、米軍撤退といわれたら、ビクビクせず“やれるものならやってみろ”といってやればいいのです。
少しは日米安保条約がいかに米国にとって重要な、かけがいのない、しかも安上がりなものか、考えさせた方がいいのです。現状で破棄など絶対出来るわけありません。

それから
米国一辺倒か、完全自主独立か、中国乗り換えか。
いずれも10ゼロではありえません。私達は極端な考え方に走るべきではありません。
現状を良く把握し、バランス感覚と大局に基づく戦略の中でじっくり考えながら、慎重に進むべきです。

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